ラ・フェリーチェ保育園のご紹介

本園について

本園は、0-2歳児はつくば市認可の小規模保育事業、3-5歳児は内閣府が管轄する企業主導型保育事業というハイブリット保育園です。
0-2歳児クラスはひよこ組、3-5歳児クラスはうさぎ組と呼称しています。

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本園の特色

ひよこ組とうさぎ組では、保育内容に違いはありますが、定員がひよこ組は22人、うさぎ組は24人と比較的小規模であること、異年齢混合保育であるこ と、保護者との信頼関係を重視した人員配置をしている点は同様です。

小規模保育へのこだわり

 当園では、50人が管理できる園児の上限であると考えています。
 人が顔と名前を覚えられる人数には、限界があります。ましてや昨日と今日の表情の違いがわかる人数はさらに少なくなります。その人数については、諸説がありますが、150~200人が限界と言われています。
 保育園では、子どもだけでなく、まわりの親や祖父母、保育士も含め、状況に配慮した個別の支援を行うことが求められています。そうすると、定員50人の保育園に関係する人は、200人の限界点に達してしまうのです。
 少ない人数だからこそ、みんなの顔がわかり、状況を把握でき、ひとりひとりに合わせた指導を行うことができるのです。
 小規模保育の特色として、「家のような居心地のいい保育園」という意味でアットホームな保育園と言うことがあります。保育士や園長と気を遣わずに話し合える関係を保育園に求めたい方は、大きな保育園より小さな保育園をお勧めします。

異年齢混合保育の特色

 子どもには、年齢が少し上の子どもに憧れ、少し下の子どもを特に大切に思う心があります。
この特性を生かした保育が異年齢混合保育です。
 例えば5歳児が学習ドリルをやっていると、3歳児も自然に学習ドリルに取り組めるようになります。3歳児がお片付けで困っていると、5歳児が駆けつけて助けてくれるようになります。
 このように、異なる年齢の行動を見ていることで、保育士が強制しなくても、子どもたちに集中力とリーダーシップが芽生えてきます。
 またダンスや創作活動でも、クオリティの高いものを真似ることで、年下の子どもたちの能力は、飛躍的に高まります。
 しかし異年齢混合保育は、子どもの認知能力から集団の人数があまり多くなると特色が発揮されません。

信頼関係を重視した人員配置

 保育園は、子どもの育ちを家庭と連携して行う施設です。
 そのためには、保育園と保護者との相互理解が必要です。
 家庭や保育園での子どもの日々の様子を保育士と保護者が話し合い、保育園の意図を保護者に説明していくことで、保護者と保育園との信頼の絆が強くなっていきます。本園では、日ごろの子どもの成長を保護者とともに喜び、時には心配しつつ、信頼関係を築くよう、心掛けています。
 また保育園の園長には、子どもの安全と質の高い保育を提供する義務があります。この義務を果たす最善策は、開園時間中常に園長や副園長が在園していることです。本園では、開園時間中は原則として園長や副園長が在園して、子どもの安全と保育の内容と環境を管理しています。また保護者からの相談に何時でも応じられるようにしています。
 このように、保育士、管理者である園長、保護者3者それぞれの間に綿密な連絡による信頼関係を築き、まるで実家に預けるような安心で話しやすい、アットホームな雰囲気を大切にしています。

その他の特色

・ 本園は、研究学園駅から徒歩5分(350m)の距離にあります。自宅からベビーカーで登園してTXで通勤する方は、本園でベビーカーをお預かりできます。
・ ひよこ組(小規模保育)の対象は0-2歳児ですが、希望者は、全員隣接するうさぎ組(企業主導型保育)に入園できます。そのため、実質的には、卒園まで同じ保育施設に通園できます。
・ 3-5歳児を対象としたうさぎ組(企業主導型保育)は、国が2019年10月から実施している保育料無償化対象施設です。
・ 親の負担軽減を図るために紙おむつは、本園が無償で処分します。また通園時の持ち運びが不便な午睡用布団も本園の備品を使用するので購入の必要はありません。

園長略歴

齋藤 隆(さいとう たかし)

1970年生まれ、茨城大学人文学部卒
2000年 NPO法人地域交流センター理事 就任
2003年 NPO法人川に学ぶ体験協議会(RAC)事務局長 就任
2010年 NPO法人つくばハーモニー理事 就任
2019年 ラ・フェリーチェ保育園副園長、NPO小貝川プロジェクト21副理事長 就任
2021年 ラ・フェリーチェ保育園園長 就任

【主な資格】
保育士/全国体験活動指導者認定委員会主任講師/RACトレーナー/小型船舶1級/レスキュー3 SRT-1/WMA(屋外応急処置)研修修了

【ごあいさつ】
ラ・フェリーチェ保育園創立者である髙橋晃雄先生と共に、長年にわたり、小貝川をはじめとする全国の河川での自然体験活動の普及を行ってきました。髙橋先生の取り組みを礎とし、職員と協力して、子供たちが安心して過ごせる保育環境の充実させ、日々の生活や様々な遊び・体験等を通じて、生きる力や思いやりの心をはぐくむ活動の支援を行っていきたいと考えております。

保育理念

保育理念

生きる力とゆたかな心をもつ子ども

保育の目標

1. 安全な環境の下、子どもとの安定した信頼関係を築き、健康と情緒の安定を図る。
2. 生活の中で、必要な習慣と態度を養い心身の健康の基礎を培う。
3. 生活の中で、言葉への関心を育て、言葉のやり取りが楽しめるよう育てる。
4. 人とのかかわりの中で、人に対する愛情と信頼感を大切にする心を育てる。
5. 身近な自然への興味や関心を育て、それらに対する心情や思考力の芽生えを培う。
6. 様々な体験を通して、豊かな感性と創造性の芽生えを培う。

保育方針

1. 子どもの最善の利益を考慮し、安全で健康的な環境の下、様々な活動を展開する。
2. 家庭との緊密な連携の下、保護者と共に子どもを育てる。
3. 保育を通して知り得た個人情報とプライバシーを保護する。
4. 保護者や地域社会に保育園が実施する保育の内容を適切に説明する。
5. 地域の人々や関係機関とネットワークをつくり、地域の子育てを支援する。
6. 職員は、人間性と専門性、チームワークの向上に努め、保育の安全と質の向上を図る。